「ガールズバーとキャバクラってどっちの方が稼げるんだろう?」
「キャバクラは怖いイメージだけど何となくなんだよね…」
「仕事内容っておなじ感じなのかな?」
と、いまいちガールズバーとキャバクラの違いがわかってない人ってかなり多いんですよね。
まあどっちも時給が高くて、かわいい女の子がやる水商売でしょ、くらいに思ってるはず!
でも実は、法律上はガールズバーは「飲食店」、キャバクラは「風俗店」とぜんぜん別物なんです。
(わたしも知ったときはびっくりしました…笑)
夜が未経験だと、ほとんどの人が勘違いしてるところ。
そこで今回は、ナイトワークがよくわからない人のために、ガールズバーとキャバクラのあれこれを徹底比較!
- ガールズバーとキャバクラの違い
- ガールズバーとキャバクラの人間関係
- それぞれのメリット・デメリット
接客や給料、仕事内容にいたるまで、どっちも経験したわたしがちょー詳しく!教えます!!!
ガールズバーとキャバクラの営業時間
ガールズバーとキャバクラの大きな違いとなる営業時間。
キャバクラは、お客さんの横に座ってお酒をつくったり会話をする「接待行為」をします。
実は、この「接待行為」は風営法といって法律で営業時間に制限があるんです。
地域によって異なりますが深夜0時〜1時までと決められています。
朝まで営業したい場合は、「営業許可証」を警察に申請しなければいけないので面倒で出さない人がほとんどなのが現状!
朝まで営業できず終電がなくなるので、送りがあります。
それに比べて、ガールズバーはあくまで「飲食店」という扱いなので、営業時間に制限がありません。
朝5〜6時まで営業しているお店がほとんどです。
始発で帰れるので、送りがあるお店は少ない。
- キャバクラ 「風俗店」なので朝まで営業したい場合「営業許可証」が必要。出してない場合、営業時間に制限あり。
- ガールズバー 「飲食店」なので、営業時間に制限がない
ガールズバーは朝までがっつり稼げる!
法律での営業時間の違いはおわかりいただけましたか?
ガールズバーはあくまで飲食店なので、夜から朝までがっつり稼げちゃうんです!
営業時間が長いお店だと、夕方17時〜朝7時くらいまであいているお店もあります。
営業時間が長いとシフトも融通が効くし、自分の生活スタイルに合わせて入れるのも魅力!
がっつり稼ぎたい時は、1日10時間以上入ることもできるので嬉しいです。
短期間でがっつり働きたい人にもガールズバーはおすすめ♪
キャバクラは短時間&送りで帰れる!
それに比べてキャバクラは20時〜1時くらいまでの営業なので、営業時間は短いです。
夜遅くまで働きたくない、短時間だけ働きたいというひとにはおすすめ。
通常は働く時間が短いのでオープンからラストまで入る人がほとんどです。
また終電がなくなるので、車で送ってもらえるから楽チンですよ♪
ガールズバーとキャバクラの接客の違い
ガールズバーとキャバクラの接客は同じようににみえますが、実はぜんぜん違うんです!
「飲食店」と「風俗店」なのでお客さんの接客が法律上でも変わってきます。
ここでは案外知られていない、ふたつの接客の違いを紹介します〜!
ガールズバーの接客はおしゃべりがメイン!
ガールズバーはあくまでも飲食店なので、カウンター越しでお客さんにお酒を提供して話します。
接客のメインはなんといってもおしゃべり!
お客さんの話や相談を聞きながら、盛り上げるのがお仕事。
1対1の接客よりも、女の子が2〜3人ついて話たりするときもあり、会話に困らないのもいいですよ。
またタバコの火をつけるなどの接待行為は法律的にアウトなのでしなくていいです!
なので気軽にお客さんとの会話を楽しめます。
キャバクラの接客には接待行為がある!
キャバクラは、お客さんの隣に座っておしゃべりをしたりお酒を注ぐ接待行為をします。
おしゃべりするだけじゃなく、タバコの火をつけたり、お酒をついだり、トイレまで案内したり、常にお客さんと一緒にいて接待をするのがお仕事です!
おしゃべりするだけでなく、お客さんに気遣いできることも大切。
ガールズバーとキャバクラの仕事内容
接客以外の仕事内容ももちろんたくさんあります。
ガールズバーは、キャバクラよりも開店作業や掃除、片付けなど細かい仕事が多いです。
それに対しキャバクラは定期的に自分のお客さんに、営業の連絡やLINEをするのも仕事のうち!
自分に合っている仕事内容はどちらか見比べてみてください〜!
ガールズバーは細かい仕事が多い!
ガールズバーは開店の準備や閉店の掃除なども、女の子みんなで協力し合ってやります。
お客さんの灰皿を洗ったり、おしぼりを作ったりすることもあります。
おしゃべりしつつ、テーブルが散らかってきたら片付けてきれいにするのも女の子の仕事。
結構細々とした仕事があり、おしゃべりをしてたらついうっかり忘れがちになることも。(笑)
でも覚える仕事内容は特にないので、慣れてくると周りが見えるようになってくるし気遣いができるようになっていきますよ。
キャバクラの仕事はほとんど接客と営業!
キャバクラは女の子が掃除をしたりすることは特になく、お客さんとの接客や営業がおもなお仕事です。
新しいお客さんが来たら、そのお客さんと連絡先を交換してまたお店に来てくれるように営業をかけるのもお仕事のひとつ。
「今日はありがとう!また◯◯さんとお話ししたいな〜♥」
「次はいつ会えるかな?」と積極的にアピールをします。
連絡をこまめにとりたくない!っていう人は、連絡交換を強制されないガールズバーの方がいいかも。
ガールズバーとキャバクラのおさわりの違い
ナイトワークと考えると、「おさわりがあるんじゃないか?」と心配になりますよね。
おさわり禁止とうたっているお店が多いですが、ナイトワークで働く以上ちょっとしたおさわりは我慢しないといけないのが現状!
ガールズバーかキャバクラでもおさわりや、取締の厳しさに違いがあるのでおさわりについて気になる方は参考にしてみてください〜!
ガールズバーはカウンター越し!
ガールズバーは、バーと同じなのでカウンター越しでの接客です。
「お客さんといい感じの距離感を保てる」ので、触られたとしても手を握られる程度。
なので、おさわりをがっつりされたことは今までにありません。
また、近くに店長やボーイの人もいるので、お客さんがはめを外すと注意してくれます。
その安心感はかなり大きいです!
キャバクラはおさわりも密着もありえる!
キャバクラはガールズバーに比べて、お客さんの横について接待をするので触られる可能性は大!
おさわりなしと言っていても、お客さんは酔っ払ってくるとそんなのお構いなしです。
わたしがキャバクラで働いていた時は、お客さんが周りから見えないようにおしりをさわってきたり、肩に腕をまわされるなんて日常茶飯事。
常連のお客さんだと嫌な態度を取れないし、多少の我慢が強いられます。
指名をバンバン取っている子は、お客さんに自分から密着して甘えたり…なんて世界。
キャバクラで働くなら、多少のおさわりは平気!という覚悟はいりますね。
ガールズバーとキャバクラの時給の違い
ガールズバーとキャバクラって仕事内容が違う分、給料ももちろん変わってきます。
ガールズバーは平均時給が1,500〜2,000円。
普通のアルバイトより全然いいですよね。
キャバクラは、お客さんとの接待がある分さらに時給はよくなります。
平均時給は3,000〜4,000円とかなり高いです!
ガールズバーとキャバクラのバックの違い
ナイトワークのお仕事では、他のお仕事とはちょっと違う給料形態。
時給にプラスしてバックで自分ががんばった分、時給がアップします。
このバックをうまく使いこなすと、結構稼げるんです!
キャバクラとガールズバーによってもバックの種類や値段が違うので、ひとつずつ解説していきます〜!
稼ぎたい人は必見ですよ。
ガールズバーのバックの種類
ドリンクバック
初心者がもっともとりやすくメジャーなバックです。
お客さんからドリンクをごちそうになったときに1杯100〜200円と時給に加算されます。
この100円がちりも積もれば山となり結構変わります!
お酒が強くなくても大丈夫!自分でアルコールを調整できます。
キャッチバック
お客さんに「お酒を一緒に飲みませんか〜?」と路上で誘ってお店に連れてこれたら1人につき◯円、または売上の◯%のお金がもらえます。
人見知りしで最初はキャッチするの嫌だったんですが、慣れてくるといろんなひとに自分から話しかけられるようになりました。(笑)
誘いに乗ってもらえたら嬉しいし、やりがいに繋がりますよ♪
他にもボトルをいれてもらえたら1本◯円とつくボトルバックや、指名ができるお店は指名されたら1人あたり◯円とつく、指名バックもあります。
キャバクラのバックの種類
指名バック
指名をされてなんぼの世界のキャバクラ。
指名をされたらされただけバックがもらえます。(1人につき相場500〜1,000円)
営業をかければかけるほど指名される確率も上がります。
ボトルバック
お酒のボトルをお客さんが買ったり、キャストにシャンパンをいれたりすると1本◯円とつくボトルバック。
シャンパンなどは、キープすることができず飲み切るのでもう1本と続きやすく稼ぎやすい!
特別な日や記念日をつくってお祝いしてもらいましょう!
同伴バック
同伴してからお客さんをお店に連れてくると、お客さんの売上の◯%または◯円とつくバック。
1〜2時間あたりで切り上げてお店に連れてくるのがポイント!
他にももちろんドリンクバックなどもあります。
どんなバックがあるお店なのか事前に確認しましょう。
ガールズバーとキャバクラの天引きの違い
夜のお仕事では、源泉徴収という名目で、お給料から10%税金が引かれます。
ガールズバーは送りなどがないので、天引きされるものが少ないです。
引かれたとしても1日500円程度。
それに比べてキャバクラは、お給料が高い分いろいろ天引きされるんです。
知っとかないと、お給料をもらったときに「思ったより少ない!」とびっくりするのでどんなものがあるかみてみましょう!
- ヘアメイク代 お店で専属のメイクさんにセットしてもらうと1回につき◯円ととられます
- 貸ドレス代 貸しドレスは無料なお店もありますが、お金がかかるところも
- 送り代 終電がなくなったときに家まで送ってくれるのにかかるお金
- 雑費 こちらは主に日用製品の消耗品にかかるお金(ティッシュなど)
税金、送りやドレス代、ヘアセット代全部で大体2,000〜3,000円天引きされます。
とってつけて天引きをたくさんする悪質なお店もあるので、なにが天引きされているのか細かくチェックしましょう!
ガールズバーとキャバクラの罰金の違い
普通のアルバイトなら、「遅刻や欠勤をしたら罰金!」
なんてありませんよね?
しかし、お給料の良いナイトワークでは遅刻や欠勤は罰金の対象になるんです!
ガールズバーやキャバクラで働くなら、罰金があることは頭の隅においておかなければいけません!
知っておくと安心!代表的にどんなペナリティや罰金があるのか紹介します。
- 遅刻罰金 遅刻したら1時間◯円ととられる
- 欠勤罰金 欠勤することを電話で伝えても罰金をとられることも。(代わり見つかればOKのお店もあり)
- 無断罰金 連絡せず休んでしまうと1万円以上の罰金も…!
当日欠勤か、前日に欠勤を伝えたのかなどの状況でも罰金の値段は変わるので、休む場合は素早く連絡をしましょう!
キャバクラの場合は、指名制度があるので指名が取れなかったら◯円罰金!なんていうペナルティーがあるお店も。
給料が高くてちょっとした値段のペナルティならまだわかりますが、いきすぎたペナルティはさすがに嫌ですよね。
ガールズバーよりキャバクラの方が、お給料はいいのでとられる罰金も高くなるしペナルティも厳しいです。
いきすぎたペナルティはストレスの元だし、悪質なお店です!
時給が少し低くてもペナルティがないお店を選ぶことをおすすめします。
その他、ヘアメイクやノルマの違い
ガールズバーは結構カジュアルなお店が多く、ドレスは着ないし髪の毛も指定がないお店がほとんどです。
なので自分が好きな服を着て働けるのはガールズバーの魅力♪
それに比べてキャバクラは自分が商売道具なので、髪の毛をセットしきれいなドレスを着て着飾らないといけませんよね。
ガールズバーにはなくて、キャバクラにはあることをまとめてみました。
キャバクラで働いてみたいひとは必見です!
ヘアメイクやヘアアレンジ
キャバクラは見られるお仕事なので、ヘアメイクやヘアアレンジが超重要!
自分でするのが苦手!というひとは、スタイリストさんがいるので安心です。
わたしは自分でできないので、全部お任せしてました。
ヘアメイクやヘアアレンジをするだけで、印象がかなり変わるので楽しいですよ!
露出の多いドレスを着る
キャバクラといったら、ドレスですよね。
お客さんは女の子目当てできているので、胸元の空いている露出の多いドレスを着てライバルとの差をつけたり、とりあえず華やかです。
露出をすればするほど、お客さんはボディータッチをしてくるので注意が必要!
また露出するとボディーラインがはっきりわかります。
わたしはそれが嫌すぎて、食事制限をしていました。(笑)
とはいいつつ着飾ると「自分が主役!」と気分は上がるので、ドレス着るのが好きな人にはおすすめのお仕事!
ノルマが決められている
時給が高い分、キャバクラは「ノルマ」のあるお店がたくさんあります。
例えば、月に◯日以上、週◯日以上、最低出勤しないといけないという出勤ノルマ。
お客さんから指名◯回以上もらう指名ノルマや、お客さんからご馳走になったドリンクやボトルをカウントする売上ノルマなど。
お給料が高い分、女の子にがんばって働いてほしいのでノルマがたくさん設定されています!
ノルマは数字にダイレクトにでるので、プレッシャーになりがち。
なのでわたしは、ノルマの少ないお店を選ぶようにしています。(笑)
上位ランキングが出される
キャバクラは月に1度売上が高い順に、順位が発表されたりはり出せれます。
1位になるとやっぱり嬉しいし、時給アップなどにも繋がるのでやる気も更にアップ!
しかし、売上がなかなか伸びない場合は、店長に「もっと営業かけて」などせかされることに。
これが結構なプレッシャー!
競争心の高いひとや、「自分ががんばった分お給料が欲しい!」というひとには適職ですね。
ガールズバーとキャバクラの人間関係
「夜の女の世界」ていうと、こうバチバチした怖いイメージやライバルを蹴落とすなんてイメージがありませんか?
ドラマとかによくありますよね。(笑)
働く上で人間関係って給料と同じぐらい大切ですよね!
人間関係がよかったら、仕事が多少辛くてもがんばれるひとだっています。
「ガールズバーとキャバクラの人間関係ってどうなの?」
という方は必見!
どちらでも働いたことのあるわたしが、ぶっちゃけたいと思います!
ガールズバーはわいわい働ける!
ガールズバーは18〜20代前半のキャストがほとんど。
同年代が集まっているので、共通の話題があり親近感が持ちやすく仲良くなりやすいです。
指名などの制度があまりないので、お客さんを取り合わなくていいのも仲のいい理由の1つ。
お客さんが少ない時はお客さん1人に女の子が3人ついたりするので、みんなで会話ができて協力し合えるのも嬉しい。
お客さんも女の子が仲良くなかったら気まずいので、キャスト同士でも仲良くするように心がけています。
キャバクラはいじめがあるってほんと?
ガールズバーに比べると、お客さんとの関係がより深くなるキャバクラは
「女同士のにらみ合いがありそう!」とか思いますよね。
指名をとってなんぼの世界なので、お客さんが指名を他の女の子に変えたりするとやはり気まずいし妬むときだってあります。
そのお店やその人にもよるので「いじめがない!」と言い切ることはできません。
でも嫌い合うというよりは、「わたしも負けてられない!」と仲間でもありライバルでもある感じの方が強いですね。
わたしが働いていたお店は、サバサバしている女の子が多かったのでいじめはなかったです。
仲良くなると、ヘルプで呼んでくれることもあるので、なるべく敵を作らないようにみんなに愛想を振りまくことは大切!
ガールズバーのメリットデメリット
- 営業時間が長いので、ガッツリと稼げる
- 同世代が多く楽しく働ける
- おさわりの心配をしなくていい
- 好きな服装や髪型で働ける
- ノルマがないお店が多い
- キャバクラよりもお給料は低い
- ずっと立ちっぱなしで足がむくむ
- 客の入れ替わりが激しい
キャバクラのメリットデメリット
- 時給がいいので短時間でサクッと稼げる!
- 仕事後、送ってもらえる
- バックがたくさんあり稼ぎやすい
- プライベートの時間も営業をかけないといけない
- ペナルティやノルマがある
- 天引きされるものが多い
- 化粧やドレス、ヘアメイクをするのが面倒
- お客さんからおさわりされる可能性大
ガールズバーもキャバクラも体験入店ができる
「ガールズバーとキャバクラは似ているようで違う」ということがわかっていただけたでしょうか?
営業時間や仕事内容も変わってくるので、自分に合った方で働いたほうが稼げます!
とはいっても実際にやってみないと、お店によって違うしどんな雰囲気なのかわかりませんよね?
迷ったそんなときは、体験入店をするのがおすすめ!
わたしはそのお店の雰囲気や仕事量を知りたいので、いつも体験入店をしてから決めてます。
ガールズバーもキャバクラも体験入店ができるので、自分にあった働き方やお店を選んでみてくださいね!